エンダモロジーとキャビテーションの違い

数ある痩身エステのコースの中でも人気なのが、エンダモロジーとキャビテーションの2つです。両方ともマシンを使って施術を行う点は同じなのですが、それぞれ特徴が異なります。どんなスリム効果があるのかを知った上で、自分に合った方を選びましょう。

エンダモロジーは美容大国でもあるフランスで開発されたマシンを使用します。ローラーでもみほぐしや吸引を行いながら、脂肪やセルライトにアプローチします。奥の脂肪までもみほぐすため、脂肪量の多い人や脂肪が固まって凸凹している人には特におすすめ。脂肪やセルライトを柔らかくして燃えやすくするのはもちろん、身体を温めながら血液やリンパの流れを促すので代謝アップも期待できます。強力な吸引と聞くと肌が吸い込まれたり、内出血をしたりするのではと心配になるかもしれませんが、施術前に肌を守る全身タイツのようなものに着替えるので安心です。部位によっては痛みを感じることもありますが、何度か施術を繰り返して脂肪が柔らかくなっていくと痛みも和らいでいきます。むしろ心地よく感じられるようになることもあるようです。

そしてキャビテーションは、特殊な超音波によって狙った箇所の脂肪細胞に気泡を作り、その気泡が破裂する刺激によって脂肪細胞にアプローチします。メスを使わない脂肪吸引と呼ばれるほど部分やせ効果が高いのが大きな特徴。ウエストや二の腕、太ももなど細くしたい部位が決まっている人におすすめです。また、脂肪細胞そのものが減りやすくなるため、リバウンドもしにくくなります。キャビテーションは肌にジェルを塗り、マシンのハンドピースを施術部位に当ててすべらせるという方法で施術を行います。この施術方法のため痛みや熱さを感じることはほとんどありませんが、発生している超音波はしっかりと脂肪細胞に働きかけています。

エンダモロジーとキャビテーション、どちらもスタイルアップには向いていますが、どちらかといえばリバウンドしにくくなり、施術回数を抑えられるキャビテーションの方がエンダモロジーよりもコストパフォーマンスが高いといっていいかもしれません。より費用をかけずに効果を実感したいなら家庭用のキャビテーションマシンを検討してもいいでしょう。